自社集客の強化へ戦略転換。過去求職者の再応募をLINEで促進し、応募数は目標比140%達成。
株式会社ワールドインテック
- 業界 :
- 人材
- 課題・目的 :
- 新規集客
- LINEからの応募数
- 1.4 x

日本の「ものづくり」を支える人材サービスを展開する株式会社ワールドインテック。外部メディアへの依存からの脱却と、過去に応募経験のある求職者との継続的な接点づくりを図るため、Mico Engage AIを導入しました。導入後、過去の応募者の求職意欲を高めるCRM戦略をLINEで展開した結果、応募数が目標比140%を達成。LINEを軸に求職者一人ひとりに寄り添い「集める」から「つながり続ける」採用体験へと進化させています。ワールドインテックが挑む新たな採用DX戦略を聞きました。
事業統括本部 FC事業部 FC採用部 FC採用統括企画グループ FCWEBマーケティング課 課長
皆川様
FC事業部 FC採用部 FCWEBマーケティング課 主任
小林様
事業統括本部 FC事業部 FC採用部 FC採用統括企画グループ FCWEBマーケティング課
伊藤様
事業統括本部 FC事業部 FC採用部 FC採用統括企画グループ FCWEBマーケティング課 主任
永井様
効果と戦略
課題
- コロナ明けに製造業の生産力が回復する一方、派遣人材がサービス業へ流出する傾向が強まり、働き手不足が慢性化
- 外部メディア経由の集客割合が高くコストが重荷。オウンドメディアの集客力強化が急務
- 過去応募者への継続的なコミュニケーション手段がなく、機会損失が発生
戦略
- 外部依存から脱却し、自社集客へ戦略転換。LINE活用を含むWEBマーケに注力
- LINEを活用したCRM戦略を実践。セグメント配信・ステップ配信で再応募を促進
- 面接の移行率引き上げのため、1to1トーク機能を活用し、面接キャンセル防止や面接URL送付などをスピーディーに実施
成果
- Mico導入後半年で、LINE経由の応募数は目標比140%を達成
- 過去応募者からの再応募が増加。CRM強化により、応募者の多くを過去の応募経験がある人を引き上げできている
- 「即日内定が出る求人特集」などの企画配信の反応率が高い。求職者のニーズに合った、迅速なPDCAに貢献
「一人じゃないから安心して働ける」現場未経験者のキャリア形成を手厚く支援

製造業のお仕事探しメディア「工場求人ワールド」
小林さま:私たちワールドインテックは、日本の「ものづくり」を支えるプロフェッショナル集団として、製造業の川上から川下まで、一貫したワンストップサービスを提供しています。
そのなかでも、ファクトリー事業部は、製造現場で活躍する皆さまのお仕事マッチングを支援する部門で、製造業に特化したオウンドメディア「工場求人ワールド」を運営しています。
弊社の強みは、チーム派遣や製造請負を主軸とし、「一人じゃないから安心して働ける」万全のサポート体制です。製造業未経験者でも安心して働いていただける環境を提供しています。
製造業は慢性的な人手不足の課題を抱えています。観光業や飲食業が盛況となり、派遣の働き手となる人材がサービス業へ集まる傾向が強まっています。求職者の働き方へのニーズも多様化し、「地元で働きたい」「ワークライフバランスを重視したい」など、働く場所や時間を重視する方が増えてきました。
一律の働き方だけでは対応が難しい今、私たちは人と仕事をつなぐ新しい仕組みをつくりたいと考えています。そのため、派遣事業のほかに、正社員雇用を積極的に行い、長期的なキャリア形成の支援にも注力しています。
(工場求人ワールド:https://koujoukyujin.world/)
外部集客への依存から脱却、自社の集客力をいちから強化
皆川さま:Webマーケティング課の最大のミッションは、新規応募数を増加させること、そして自社Webマーケティング経由の採用比率を高めることです。
以前は外部メディアや人材紹介会社からの集客割合が多く、コストが重くのしかかっていました。また、会社の事業の源泉である「人材を集める力」を自社で高める戦略へと大きく舵を切りました。
戦略転換に伴い、ゼロベースで人員配置や施策を組み直すことから始めましたが、最大の課題は「Webマーケティングの知識がない」ことでした。LINEマーケに関する知見が不足していたため、何をしたらいいのかわからない状況から脱却し、早期に成果を出したいと考えていました。

小林さま:一方で、転職希望者を集めるためには、多様化する求職者のニーズに応じたコミュニケーションツールの導入が急務でした。メールでの定期配信は行っていましたが、求職者一人ひとりに合わせた継続的なコミュニケーションを実現したいと強く感じていました。
特に、過去の応募者への掘り起こしなど、継続的な接点づくりをLINEで実現したいと考えたのです。
永井さま:LINE公式アカウントの運用ツールとしてMicoを選定した決め手は、大きく三つあります。まず、製造業派遣市場での豊富な成功事例と実績は、私たちにとって非常に心強いものでした。
次に、1to1のお問い合わせ機能と権限管理機能により、LINEでのきめ細やかな個別対応を実現できることに加え、チームで求職者からの連絡を分担し、対応漏れを防げる仕組みが大きな魅力でした。さらに、システム初心者でも配信設定やセグメント設定が分かりやすく、自動集計レポートを見ながら、自分たちでPDCAを回せる運用体制を構築できたことも大きなメリットです。
LINEで過去応募者と継続的なコミュニケーションを実現。応募数は目標比140%を達成

伊藤さま:Mico導入後、私たちが注力した主な施策は、定期配信による応募促進です。定期配信では、求職者の属性に応じたセグメントごとの配信を徹底し、登録後のステップ配信では、友だち追加直後から段階的に情報提供を行うことで、応募への温度感を高めました。
1to1コミュニケーションは、面接キャンセル防止や面接URLの送付などに活用し、面接への歩留まり改善を強化しています。友だち流入施策としては、オウンドメディアでのポップアップ表示や、面接予約後のサンクスメールでLINE登録を促すなど、転職意欲の高い層を確実に誘導しました。

小林さま:導入後半年でLINE経由の応募数が目標比140%を達成しています。この成果につながった理由は、これまで手薄だったCRM(顧客関係管理)の観点から再応募の促進ができたことです。
採用管理システムに登録されている過去の人材にLINE登録を促し、継続的なコミュニケーションをとることで、再応募を呼び起こすことができました。現在、応募や入社に至っている求職者の多くは、過去に応募経験がある「再応募者」が占めており、継続的な接点を持つことで、確実に応募を増やせています。
また、新規友だち数においても、転職への意欲が高い求職者の割合が増えていると実感しています。
伊藤さま:特に反応が良かったコンテンツは特集系の配信企画です。「即日内定が出る求人特集」や「面接1回で内定特集」といった、求職者のニーズに合致したテーマは、個別の求人を配信するよりもCVRが高く、反響が大きかったです。また、クリエイティブのPDCAを迅速に回せたことも、成果が伸びた理由です。

採用管理システム連携を強化、事業成長につながるAI活用を推進
皆川さま:今後の製造業の未来を見据え、私たちは少子高齢化を背景に、長く働いて活躍し、キャリアを築く人を増やすことに注力しています。そのため、時代の変化に合わせたキャリア形成支援をさらに強化していく方針です。
また、会社としてはAIの導入活用も推進しています。単なるツール導入に終わらせず、事業成果を出すためのAI活用を目的として進めています。
この取り組みを支えるため、今後は採用管理システムとMico Engage AIのデータ連携を推進することで、応募数のさらなる拡大と面接予約までの歩留まり改善に注力したいと考えています。
私たちが重視しているのは、「応募意欲の高い人材を集め、迅速にコンタクトをとること」です。LINEを活用し、スピード感ある対応で、予約までのリードタイムを短くし、求職者にとって最適なマッチングを実現していきます。今後も、AIやLINEを活用した効率化と、人間だからこそできるきめ細やかなアプローチの最適なバランスを取りながら、求職者に選ばれる採用体験を磨き続けていきます。



