LINE診断コンテンツの作り方|集客に活用するコツとは?

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Category:LINE公式アカウント

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久野 慎平

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LINE診断コンテンツの作り方|集客に活用するコツとは?

自社でもLINE公式アカウントで診断コンテンツは近年注目されています。

診断コンテンツで取得した情報をもとにセグメント配信したり、会員データベースと連携することで、有効活用可能です。

この記事では、LINE公式アカウントで活用されている診断コンテンツの作り方を紹介いたします。

LINEの診断コンテンツとは?

LINEの診断コンテンツとは、LINE公式アカウントを通じてユーザーに提供される診断型のコンテンツです。

診断コンテンツが開始されると自動で質問が送付され、ユーザーは質問に回答することで、その回答に応じた診断結果を受け取ることができます。

ユーザーはLINE公式アカウントの友だちになるだけで気軽に診断コンテンツを利用できるため、認知施策としても利用可能です。

LINE診断コンテンツの例

LINE公式アカウントでよく利用されている診断コンテンツの例を紹介します。

  • 性格診断
  • 適職診断
  • 趣味嗜好の分析

これらは、ユーザーの個性や興味を引き出し、それに基づいて商品やサービスを提案することができます。

LINE診断コンテンツを作るメリット

LINE公式アカウントで診断コンテンツを作るメリットを紹介します。

診断結果に応じて商品やサービスを紹介できる

診断結果を活用して、商品やサービスを提案するという使い方もあります。

例えば、人材業界でよく用いられるのが、診断結果に基づいたおすすめの職種を紹介する「適職診断」というコンテンツです。診断結果を送付するのと同時にその職種の求人案内を一緒に送付します。

診断結果に適したコンテンツを送付しており、求人を閲覧してもらえる可能性が高まります。

見込み客にアプローチできる

診断コンテンツは、まだブランドや店舗を知らない見込み客にアプローチするために有効な手段です。

一般的に、ユーザーがLINE公式アカウントの友だちになってくれるのは、すでにそのブランドや企業のことを知っているもしくは興味を持っている場合がほとんどで、知られる前のユーザーとはつながることは難しいと言えます。

一方で、診断コンテンツならブランドや企業を知らないユーザーにアプローチできます。性格診断や適職診断などをきっかけにLINE公式アカウントに友だち登録という形でつながりをつくり、メッセージ配信などを通じてブランドの興味を高めることができます。

友だち追加のきっかけを作れる

診断コンテンツは、LINE公式アカウントへの友だち追加を促進するきっかけとなります。

多くの場合、サービスのクーポンを配信する等ユーザーにとってのインセンティブを用意することがほとんどですが、診断コンテンツはクーポンのような値引き等とは違う診断結果という形でインセンティブを用意することができます。

診断結果を友だちと紐づけることができる

Mico Engage AIのようなLINEマーケティングツールを活用すると、回答結果を友だちと紐づけることができます。

診断コンテンツを通じて、ユーザーのニーズや属性に関するデータを収集することができ、マーケティング戦略の改善や新商品の開発に役立ちます。

回答を元にセグメント配信ができる

Mico Engage AIのようなLINEマーケティングツールを活用すると、診断コンテンツの回答を条件にセグメント配信をすることができます。例えば、不動産業界なら、「賃貸と購入」「マンションと戸建て」など診断内容をもとに、セグメントを分けて配信をすることができます。

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LINE診断コンテンツの作り方

LINE診断コンテンツを作成するには、いくつかのステップがあります。

目的を明確にする

まず、診断コンテンツを通じて達成したい目的を明確にします。

例えば、以下のような目的が考えられます。

  • 友だち数の増加
  • サービス利用促進・商品購入
  • 顧客エンゲージメントの向上
  • 顧客ニーズや属性の収集

目的が変われば、コンテンツも変わります。はじめに目的を明確にすることが重要です。

目的が決まったら、診断コンテンツのテーマを考えます。

診断テーマを考える

次に、目的に合った診断テーマを考えます。

目的が友だち数の増加なら、性格診断など興味を持ってもらいやすいテーマを選びます。また、サービスの利用促進や購入なら「適職診断」「おすすめのクレジットカード診断」「肌タイプ診断」などのテーマを選びます。

診断シナリオを考える

次に診断シナリオを考えます。

いくつの診断結果を用意するのか、その結果に辿り着くために必要な質問の数はいくつかなど、診断の全体の流れから整理してみましょう。診断結果をユーザーが見たときにどのような感情になってほしいか、どのような行動をその後に取ってほしいかをイメージしておきましょう。

以下がシナリオのイメージです。ユーザーの回答内容によって質問が分岐し、診断結果もその分わかれます。

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シナリオをLINE公式アカウントまたはツールで設定する

最後に、考えた診断シナリオをLINE公式アカウントまたはMicoCloudのようなツールで設定します。

 LINE公式アカウントの機能のみで診断コンテンツを作成する方法

LINE公式アカウントの「カードタイプメッセージ」と「応答メッセージ」機能を活用して診断コンテンツを作成することも可能です。

カードタイプメッセージで診断結果と質問を作成する

まず、診断コンテンツの要となる診断結果や質問を作成していきましょう。おすすめのLINE公式アカウントの機能が「カードタイプメッセージ」です。

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LINE公式アカウントの管理画面からカードタイプメッセージの作成を開始し、「プロダクト」形式を選択すると、選択肢付きのメッセージの作成が可能です。

アクションの「タイプ」は「テキスト」を選択し、選択肢をタップしたときに送付するテキストを決めます。選択肢をタップした時に送付されるテキストを応答メッセージの「キーワード」に設定し、そのキーワードに反応する形で次の質問を送付する仕組みを構築します。

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応答メッセージでキーワードを設定する

カードタイプメッセージを用いて質問や診断結果を作成したら、応答メッセージを使って質問や診断結果を自動送信するための設定をします。

応答メッセージの作成画面で、「キーワード応答」を選択し、前の章で「アクション」のテキストとして設定したキーワードを入力します。ここで注意が必要なのは、「アクション」のテキストに設定したものと完全一致したキーワードを入力することです。完全一致していない場合、次の質問が自動送付されません。

ここまで設定ができたら、キーワードに反応して送信される次の質問や診断結果を設定しましょう。

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この手順を、用意した質問や診断結果までの全ての分岐に対して繰り返して行く必要があります。

応答メッセージの設定方法については関連記事も参考にしてみてください。

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Mico Engage AIを活用して診断コンテンツを作る場合

LINE公式アカウントだけで診断コンテンツを作成する場合、非常に手間がかかります。そのような場合は、診断コンテンツの作成・設定サポートを受けられるMico Engage AIがおすすめです。

情報取得やリサーチのために診断を活用できる

Mico Engage AIを使用すれば、診断コンテンツを含む選択肢付きのメッセージで得た性別や年齢層、居住地のほか、趣味や悩み、興味のある製品カテゴリなど、LINE公式アカウント単体では取得できない情報を収集・管理できます。

また情報は、ユーザーと紐づけられています。誰がどのような回答をしたかという情報を得られるため、今まで以上に顧客の解像度を高めることができます。

ユーザーの回答や診断結果を活用したセグメント配信ができる

診断結果を用いてセグメント配信が可能です。LINE公式アカウント単体で取得できる情報よりも多くの情報を元に配信できるため、よりユーザーのニーズに合わせたコミュニケーションを実現できるようになります。

ユーザーニーズに適した内容を配信を実現することで反応率があがったり、ブロック率を低減できるようになります。

まとめ

LINE診断コンテンツは、企業がユーザーのニーズを把握するための強力なツールです。LINE公式アカウントやMico Engage AIを活用することで、効率的かつ効果的に診断コンテンツを作成し、顧客の解像度を上げ、マーケティング施策を強化することが可能です。

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