面談獲得数2倍増!AI自動架電で人材不足解消と効率化を両立
株式会社リジョブ
- 業界 :
- 人材
- 課題・目的 :
- 新規集客 業務効率化 顧客データ活用
- 月間架電数
- 4 x
- 面談獲得数
- 2 x

求職者への架電数に対する人的リソース不足と通電率低下を解決し、キャリアアドバイザーの業務効率も大幅改善

美容・ヘルスケア領域に特化した求人広告サイトを運営するリジョブは、紹介事業「リジョブエージェント」を開始し、求職者に対してキャリアアドバイザーが架電業務を行う中で、人的リソースの制約や電話応答率の低下という課題に直面しました。そのため、Mico Voice AIのAI自動架電を導入し、従来の月間架電数の4倍を実行することができ、面談獲得までつながりました。架電数を増加させたことによる全体の面談数増加は約110%となり、全体の面談数の底上げにも寄与しています。また、キャリアアドバイザーは転職意欲が高い求職者との会話に集中することができることから、業務効率化にもつながっています。
株式会社リジョブ
執行役員 大貫 祐輝 様
マーケティング部 義村 遼 様
リジョブのご紹介

リジョブは、美容・ヘルスケア領域に特化した求人広告サイトを運営しています。2009年から事業を開始し、美容師やエステセラピストなどの求人情報を提供しています。業界特化型のサービスとして、完全個室での勤務など、美容業界ならではの細かな検索軸を設けており、求職者のニーズに合わせた求人探しを可能にしています。また、人材紹介サービス「リジョブエージェント」事業を開始し、求職者自身で探したい方、エージェントに探してほしい方、双方のニーズに対応できる体制を整えています。特に美容師の国家資格保持者向けのエージェントサービスに注力しており、キャリアアドバイザーがきめ細やかなサポートを提供しています。
月間架電数が4倍に求職者へのアプローチ数を向上
従来、キャリアアドバイザーが人的リソースによる架電業務を実施していましたが、人による架電では、シフト確保の問題や通電率の低下という課題がありました。また、担当者の対応可能数にも限界があり、アプローチを拡大することが難しい状況でした。人材確保の困難さや通電率の低下が課題となり、アプローチ数を増やすことが難しく障壁となっていました。今回AI自動架電システムMico Voice AIを導入したところ、月間架電数の4倍を実行することができました。人的リソースの制約なく大規模な架電業務が可能となり、人間が架電するには現実的ではない規模の対応が可能になったと考えています。Mico Voice AIの導入により、架電業務の効率化が飛躍的に向上し、シフト調整、人員不足の解消と通電率の改善を同時に実現できたと感じています。
面談獲得数2倍増、全体実績10%アップを達成

AI自動架電の導入により、面談獲得もできています。人的工数をかけての架電時と比較して面談獲得数は約2倍となり、全体の面談獲得数も110%に向上しています。
導入検討時はAI音声で架電することによる求職者の離反や架電数を増加させることによる電話転送数の見込み数に対して懸念がありました。特にAI音声による求職者への架電をすることで「美容業界の求職者に自動音声を受け入れてもらうことができるのだろうか」と考えていましたが、AI音声による架電でも求職者の反応に大きな違いが見られず、転送されてくる電話数にも対応できています。
電話を受けるキャリアアドバイザーからは「転職したいという熱意のある方が転送されてくるので、カウンセリングしやすい」という声を得られており、質の面でも従来と遜色ない結果となっています。これにより、量と質の両面で優れた成果を上げることができていると考えています。
キャリアアドバイザーの業務効率を改善、カウンセリング業務へ専念

導入前は新規求職者へのアプローチとカウンセリング業務を並行して行う必要があり、キャリアアドバイザーの業務効率が課題となっていました。
AI自動架電の導入により、架電業務が軽減され、本来の専門業務であるカウンセリングに専念できる環境が整備され、キャリアアドバイザーからは「求職者の方との対話がしやすい」「転職したいという熱意のある方が転送されてくるので、カウンセリングしやすい」という声もあがってきています。
今後は登録から長期間連絡ができていなかった求職者へのアプローチなど、さらなる活用範囲の拡大も検討したいと思っています。キャリアアドバイザーがカウンセリングに集中できることで、求職者満足度の向上にもつながっていると思います。
潜在的な求職者へのアプローチを視野に
今後は、より多くの潜在的な求職者へのアプローチも視野に入れています。AI音声自動架電を活用することで、これまで手の届かなかった求職者層への効果的なアプローチが可能になると考えています。また、求職者の方から電話が折り返しきたときに、すぐにエージェントの方に転送できることや、自動架電を最適化するためにどういうユーザーにどういう時間帯にかけて、どういうスクリプトで架電をしたら一番獲得が最大化されるのかということについてもシステムの進化を期待しています。
電話というツールは右肩下がりのコミュニケーションツールではありますが、LINEなどのSMSとの連携を進めることで、より効果的なアプローチができるのではないかと考えています。