パーソナルジムの無料体験数がアップ!運動初心者のはじめの一歩を後押しする、FURDIのLINEコミュニケーション実践
株式会社FURDI
- 業界 :
- ライフスタイル
- 課題・目的 :
- 新規集客
- 無料体験数の達成率
- 2 x
- 新規集客のLINE経由割合
- 50 %
- アンケート完了率
- 80 %

全国70店舗を展開する、AIを活用した最先端のスマートパーソナルジム「FURDI(ファディー)」。
顧客とのコミュニケーション強化を図り、LINEを活用したマーケティング施策を展開しています。
トレーナー×AIによる個別化したトレーニングを提供し、事業拡大を続けるFURDIによるLINEコミュニケーション実践をマーケティング部の加納様に聞きました。
株式会社FURDI 公式HP
https://furdi.jp/
マーケティング部
加納 大一志様
効果と戦略
課題
- 運動初心者にとってサービスを認知してから、無料体験で来店してもらうまでのハードルが高い
戦略
- 広告・LPから流入した利用検討者に対して、LINE登録を訴求。「AIパーソナルカウンセリング診断」などのコミュニケーションを通じて、無料体験へのシナリオを設計
- 運動・身体のお悩みに関するアンケート実施により、一人ひとりの顧客インサイトを可視化
成果
- LINE経由の無料体験数を、当初目標の2倍のペースで達成
- 「AIパーソナルカウンセリング診断」がヒット。LINE新規登録者の実施完了率は8割以上、LINEからの体験予約数全体のうち5割以上を獲得
会員の8割が運動初心者。トレーナー×AIによるパーソナルトレーニングを提供

女性専用AIパーソナルトレーニングジム「FURDI(ファディー)」の事業概要を教えてください。
加納様:「FURDI(ファディー)」は、AIを活用したスマートジムです。ドイツをはじめ、日本国内でも現在、70店舗の展開をしています。
最大の特徴は、大きなスマートフォンのような機器(マシン)を活用し、全身の関節を認識した上で一人ひとりの体格や動きに応じたAIのサポートと、トレーナーの手厚いサポートによるトレーニングの指導をおこなっていることです。
たとえば、スクワットの際に自分の動きに合わせて「もっと腰を下げてください」といった理想のフォームにむけた具体的な指示をAIがおこなってくれます。
トレーナーの役割もとても重要です。細やかな声かけによるモチベーションの維持やAIでは難しい動きの指導など、人間ならではのサポートを提供しています。
基本的にFURDIではAIマシンによる自主トレーニングがメインですが、ファンクショナルトレーニングなど専門的な指導が必要な場合はトレーナーの指導を組み合わせて提供しています。

従来のフィットネスジムと比べたFURDI様の特徴とお客様から選ばれている理由を教えてください。
加納様:運動初心者の方々にとって、ジムに行ってマシンが並んでいるなかで「何をすればいいかわからない」というのはハードルになっていると思っています。そのようななか、FURDIではAIによる指導と人間のトレーナーによるサポートを組み合わせることで、初心者の方でも安心してトレーニングを行えます。
無料体験に来られる8割は「ジムに通ったことがない」という初心者の方ですが、入会率は約8割以上と非常に高く、サービスを体感していただくことを通じて良さを実感し、入会される方が多いです。
「運動したいけど続かない」一人ひとりのお悩みに寄り添う個別のコミュニケーション接点を求めていた

新規の利用検討者様に向けたコミュニケーション施策としては、これまでどういった取り組みをおこなってきましたか。
加納様:新規利用者様向けの認知施策としては、Web上の施策を中心に展開してきました。
「地域×ジム」をキーワードにしたリスティング広告の出稿や、アフィリエイト、Google ビジネスプロフィールの運用などを行い、運動初心者でダイエット・フィットネスに興味がある方に認知してもらった後、FURDIのLP(ランディングページ)に遷移してサービス特徴をお伝えすることで、無料体験の予約を進めていくという流れです。
新規のご検討者様へのコミュニケーションをおこなう中で課題を感じていた点はございますか?

加納様:広告の限られた情報量で、生活者に体験イメージを鮮明に伝えることの難しさです。
近年の健康志向の高まりから、パーソナルジムの店舗数はここ10年で2倍以上に増えており、さまざまな選択肢のなかからFURDIを選んでいただく必要があります。FURDIのAIを活用したトレーニングは生活者にとってまだ目新しく、広告LPだけで体験イメージをぱっと思い浮かべてもらうのは難しい。
そして、一人ひとりのお悩みや不安に適したメッセージが届けづらいことも課題に感じていました。
LPに訪問してくださったユーザーがページを離れるとき「まだ決めきれないな」と感じている理由が必ずあるはずです。しかし、決めきれない理由やお悩みのポイントは人それぞれ異なります。
私たちとしてもお客様に不安なく、納得していただいた上で、体験に来ていただきたいと思っています。
「運動したいけど続かない」「やってみたいけどちょっと勇気がでない」といった一人ひとりが持つ迷いやお悩みを解消し、FURDIで健康的な運動習慣を身につけるきっかけづくりになればと思い、個別にコミュニケーションできる接点を持ちたいと考えていました。
そこで、LINEというチャネルを選択した理由は何でしょうか。そしてLINEマーケティングツールの中でもMicoCloud(ミコクラウド)を導入した背景や、決め手となったポイントを教えてください。

加納様:LINEはあらゆる世代で普及している身近なアプリであり、お客様とのコミュニケーションツールとして最適だと考えました。
LINE公式アカウントはLPを離脱しようとしている方へのアプローチや、一度検討したけれども入会に至らなかった方とのつながりを維持するためのツールとして位置づけています。
「MicoCloud(ミコクラウド)」は私たちの細かい要望や数値の設計に真摯に向き合っていただいた点が大きかったです。そして提示された数値の根拠が明確で、安心感がありました。
AIパーソナルカウンセリング診断でお悩みを払拭。LINEからの無料体験数全体のうち5割以上を獲得。
無料体験へ足を運んでいただくため、MicoCloud(ミコクラウド)を活用しておこなっているLINEコミュニケーション施策の工夫について教えてください。
加納様:LINE公式アカウントに友だち追加後は、LINE上のかんたんなアンケートにお答えいただきながらFURDI会員様とのデータのマッチ度を診断する「AIパーソナルカウンセリング診断」を実施し、その回答結果に基づきシナリオを設定して、配信をしています。
「AIパーソナルカウンセリング診断」では、お客様から情報を聞きとるだけでなく、その過程でご自身の不安や懸念を払拭するメッセージを入れるように工夫をしています。
たとえば「50代で運動はじめて」とお答えいただいた方には、「20代から80代まで幅広い年代の方が通っている中で、40-50代の方々が5割以上います」と安心につながるメッセージを診断フローの中でお伝えするようにしています。

その結果、LINE公式アカウントの新規登録者のうち、AIパーソナルカウンセリング診断の実施完了率は80%を超えているなど非常に好評です。
LINEからの体験予約数全体のうち約55%は「AIパーソナルカウンセリング診断」からお申し込みいただいており、LP上で伝えきれていないサービスの特徴をご理解いただき、お客様に納得して無料体験に進んでいただけている手応えを感じています。
MicoCloud(ミコクラウド)の活用による、数値面での成果はございますか?
加納様:導入後、当初6ヶ月目の目標としていた無料体験数を3ヶ月目で達成することができ、想定の倍のペースで達成できました。LINEシステム利用費に対する投資対効果もきちんと合っています。
MicoCloudを活用することで、これまでコミュニケーション接点を逃していたお客様と直接つながり、無料体験を案内できている点で価値があると考えています。

MicoCloudのアンケート結果や配信への反応を踏まえて、利用検討者様のニーズ・お悩みに関する意外な発見はございましたか?
加納様:はい、興味深い発見がありました。LINE公式アカウント登録時のアンケート上では7割の方が「やせたい」というダイエット目的で入会を検討されているというデータが出ているのですが、実際に長く通ってくださる方の中には体重はあまり変わっていないけれど継続している方も多いんです。たとえば、腰痛が改善した、階段を上るのが楽になったといった、ダイエット以外で成果を実感されている方も多い。
マーケティングコミュニケーションを考える際にも、こうしたデータをもとにお客様が真に求めているニーズが何かを探りながら進めていきたいと思っています。
新店舗の集客や既存会員への活用など、LINE活用の幅を拡大
FURDI様における、今後の事業展望とそれに伴うMicoCloud(ミコクラウド)の活用構想を教えてください。
加納様: FURDIでは店舗数の拡大を進めており、今後100店舗に展開する方針です。そうした中、LINEを通じたコミュニケーションはますます重要になると考えています。
たとえば、新店舗オープンの際に、過去にその地域でジムを探していた方にご案内を差し上げるなど、事業拡大のステップとLINEコミュニケーションをうまく連動させていきたいですね。
既存会員様向けにもLINEを活用したいと考えており、クーポン配信などリテンション施策にも力を入れていく予定です。MicoCloudを活用することで、これらの施策を効果的に実施できると今後も期待しています。
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