LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージの作り方と成功事例

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Category:LINE公式アカウント

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久野 慎平

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LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージの作り方と成功事例

LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージとは、名前のとおり選択肢付きのメッセージを指します。選択肢はタップ可能で、ユーザーの選択によってそのあとに表示するコンテンツを出し分けたりすることができます。

本記事では、LINE公式アカウントでできる選択肢付きメッセージの使い方やLINEマーケティングツールを活用した選択肢付きメッセージの活用事例をご紹介します。

LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージとは?

LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージとは、複数の選択肢が付いたメッセージを指します。ユーザーが選択肢をタップすると選択肢に合わせたメッセージが送られたり、選択した商品の商品ページへのリンクを設定することができます。

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引用:LINEヤフー for Business

また、選択肢付きメッセージの配信はLINE公式アカウント上で無料で利用することができます。

LINE拡張ツールを使用すると選択肢付きメッセージをさらに有効活用できる

さらにLINE公式アカウントの機能を拡張するツールを導入すると、選択肢付きメッセージを使って以下のようなことができます。

  • 選択肢付きメッセージを送信
  • ユーザーの回答を顧客一人ひとりに紐づけて蓄積
  • 回答情報をセグメントに利用し、メッセージ配信の絞り込みやリッチメニューの切り替え

例えば、人材会社であれば、求職者に対して希望の職種や条件を選択肢付きメッセージで収集。その条件に適した求人案内を送ることができるため、反応率の向上やブロック率の削減を期待できます。

弊社が提供するMico Engage AIでも同様に選択肢付きメッセージの作成が可能です。

この記事では、はじめにLINE公式アカウントだけで作成する選択肢付きメッセージを紹介いたします。

LINE公式アカウントだけで作成できる選択肢付きメッセージ

LINE公式アカウントには選択肢付きメッセージとして使える機能として「リッチメッセージ」「カードタイプメッセージ」「リサーチ」の3種類が備わっています。

リッチメッセージ:タップされた選択肢をもとに自動でメッセージを配信

LINE公式アカウントのリッチメッセージは画像付きのメッセージで、タップした際に異なるメッセージやURL、クーポンを設定したりすることができます。

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出典:canva

ただし、誰がどのメッセージをタップしたのか。どの箇所がタップされていたか。などの情報を確認することができません。そのため、選択した情報をもとにセグメント配信をするということができません。

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カードタイプメッセージ:複数のカードで選択肢を提示

LINE公式アカウントのカードタイプメッセージで、コンテンツをカード形式で複数並べて表示できる機能です。それぞれのカードを1つの選択肢と見立てることができる他、1つのカードには最大2つまで選択肢を設けることができます。

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カードタイプメッセージは、商品、場所、人、イメージなど、複数の選択肢を持つ場合におすすめです。

リッチメッセージ同様、誰が、どの選択肢を選択したかは把握できません。

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リサーチ:アンケートを送付してどの選択肢が望まれているか計測

LINE公式アカウントのリサーチ機能を使えば、LINEの友だちに対して匿名で「アンケート」を取れます。回答をもとにサービスの改善などをしていくことが可能です。

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ただし、アンケートは取れるものの誰が回答したかはわかりません。そのため、アンケート結果をもとにメッセージの絞り込み配信をするといった使い方ができません。

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Mico Engage AIで作成できる選択肢付きメッセージの活用事例

LINE公式アカウントの機能を拡張するツールを利用することで、選択肢付きメッセージをさらに有効活用できます。この記事では、弊社が提供するLINE公式アカウントの拡張ツール「Mico Engage AI」を活用した事例を紹介いたします。

任意のユーザー情報や属性を取得する

Mico Engage AIを使用すれば、さまざまなユーザー情報を収集できます。

重要なのは回収した情報がユーザーと紐づけられている点です。誰がどのような回答をしたかという情報を得られるため、顧客の解像度を高めることができます。

また、選択肢付きメッセージはユーザーはタップひとつで回答することができるため、解答率が高く情報を収集しやすいことも特徴です。

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取得したユーザー情報をもとにセグメント配信をする

選択肢付きメッセージで取得したユーザー情報は、メッセージの絞り込み配信(セグメント配信)に利用できます。

例えば、人材業界の場合、求職者によって希望の職種、勤務エリア、条件などのニーズは異なります。全ユーザーに一斉に同じ内容のメッセージを送っても、人によっては興味のない情報が届いてしまうこともあり、ブロックされる可能性が高くなります。

一方で、選択肢付きメッセージで希望条件を回答してもらい、希望する条件に即した案内をすることができれば、メッセージの反応率向上を期待できます。

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選択肢に合わせてリッチメニューを出し分ける

Mico Engage AIを使えば、通常一つしか設定できないリッチメニューを複数作成し出し分けることができます。選択肢付きメッセージを活用して収集したユーザー情報をもとに、リッチメニューを出し分けて表示させることが可能です。

例えば、以下のようにリッチメニューを出し分けることができます。

不動産希望の条件ごとにリッチメニューを出し分ける
人材希望の職種ごとにリッチメニューを出し分ける
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診断コンテンツを作成する

選択肢メッセージを活用して診断コンテンツを作成することができます。

例えば人材業界であれば「適職診断」というコンテンツが有名です。診断結果に合わせて該当する職種を案内するということができます。ユーザー自身の回答に合わせて結果が表示されるため、その後に送るコンテンツの興味を引きやすく反応率が高い傾向にあります。

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まとめ

LINE公式アカウントの選択肢付きメッセージを活用することで、ユーザーの興味関心に沿ったコンテンツを表示することができるため、ブロック率の低下、反応率の向上を期待することができます。

選択肢付きメッセージの活用をご検討中であれば、ぜひ株式会社Micoまでご相談ください。

また、弊社はLINEマーケティングツールの提供だけでなく、運用支援にも強みがあります。累計1,200ブランド以上の支援実績を持つコンサルタントが、貴社のLINEマーケティングの戦略立案から施策のご提案、改善提案まで徹底的にサポートします。

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