LINE公式アカウントのKPIは何を追うべきか?成果につなげる指標設定と改善策
Category:LINE公式アカウント

LINE運用
LINE公式アカウントを運用していると、「誰が友だちになってくれているのか確認したい」「友だちの属性や行動をもとにした施策を行いたい」といった課題や悩みを抱えることもあるかと思います。
この記事では、誰が友だちなのかを確認する方法や一覧表示画面の見方を徹底解説します。
Contents
はじめにLINE公式アカウントに友だち登録してくださっているユーザーの数を確認する方法を紹介いたします。
ここでは「友だち追加」や「ターゲットリーチ」「ブロック」などの数、または友だちの属性や追加経路の内訳など、どのような友だちが増えたかなどの内訳を知ることができます。
LINE公式アカウントの友だち数を確認する場合は、LINE公式アカウントの管理画面にログイン。管理画面上の「分析」タブに入ったら、サイドメニューより「友だち」を選択します。
ここで、友だち追加、ターゲットリーチ、ブロックの数を確認できます。定義は以下のとおりです。
注意点として、機種変更した際にLINEアカウントを引き継ぎしていないユーザーの数も含まれます。そのため、ターゲットリーチ数とブロック数を足した数は友だち追加の数と同じにはなりません。
友だちの追加経路を分析するなら以下の記事をご覧ください。
LINE公式アカウントの友だち一覧を確認する方法をご紹介いたします。
「誰が」友だち追加してくれているかを確認するには、「連絡先」機能を利用します。
連絡先機能では「LINEの表示名」と「プロフィール画像」を一覧で確認できます。
従来、LINE公式アカウントでは、誰が友だちかは基本的にわからず、ユーザーからチャットをしてくれた場合にのみ、誰が友だちであるかを知ることができました。2024年6月5日に機能がアップデートされ「連絡先」で一覧表示ができるようになっています。
連絡先機能では、チャットを開始していない状態では「LINEの表示名」と「プロフィール画像」のみを一覧で確認できます。
続いて、チャット機能を利用した友だち一覧を確認する方法を紹介いたします。
チャット機能でも友だちを確認することができます。チャット機能に表示される友だちは、一度ユーザーからメッセージを受信した場合に限られますが、LINE表示名とプロフィール画像以外の情報を管理することができます。
LINE公式アカウントの管理画面へログインし、管理画面の左側にある「チャット」タブをクリックします。ページ遷移すると、チャット可能な友だちリストが表示されます。
また、これまでチャットはユーザーからしか開始できませんでしたが、2024年7月3日より、チャット開始機能が提供され、アカウントの運用主からもチャットを開始できるようになりました。
なお、このチャット開始機能が利用できるのは、認証済みアカウントのみです。お問い合わせ後の連絡などが主な目的となっており、新商品紹介や広告目的でのチャットは禁止されています。
友だち一覧画面には、さまざまな情報が表示されます。ここでは、各項目について詳しく説明します。
チャット可能な友だちの一覧が表示されます。友だちのプロフィール画像とともに最後にやり取りしたメッセージが一部表示されており、普段私たちが使うLINEのトーク一覧に近い形です。
検索機能を使うことで、特定の友だちを簡単に見つけることができます。LINE表示名やメッセージでやり取りしたテキストをより検索可能です。
友だちが設定しているプロフィール画像が表示されます。
LINEの表示名が表示されます。名前の横にある鉛筆マークを選択すると、友だちの表示名を自由に編集することができます。
タグを使用することで、友だちをカテゴリー分けすることができます。例えば、来店予約をしている友だちに「予約済み」といったタグを付与して管理可能です。また、メッセージ配信の際などに、そのタグが付与されている友だちにのみ配信対象を絞り込んでメッセージを配信ができます。
友だちごとに担当者を割り当てることができる機能です。誰がどの顧客を担当しているのかすぐわかり、担当者の割り当て漏れを防ぐことにもつながります。
友だちに関するメモを残すことができます。例えば、予約の要望をノートに残すことで、対応漏れをなくしたり、引き継ぎの際にも便利です。
アクティビティには、友だちの行動履歴が表示されます。例えば、予約状況や決済状況などです。ただし、「予約状況」は予約サービスと連携が完了していないLINE公式アカウントでは利用できず、「決済状況」はLINE Pay アカウントと連携が完了していないと利用できないなどの制約もあります。
自動応答メッセージを機能を利用している時間帯においても、一時的にチャットを行うことができます。突発的な対応の際にもメッセージを配信できます。
「要対応」「対応済み」とステータスを設定でき、チャットに対して対応が必要なのかどうかを管理できます。複数の管理者がいたとしても、チャットへの対応漏れを防ぐことができます。
友だちに送信するメッセージを入力します。テキストだけでなく定型文やスタンプ等も送信することができます。
LINE公式アカウントで友だちを管理するなら、「Mico Engage AI(ミコエンゲージエーアイ)」がおすすめです。Mico Engage AIは、LINEの機能を拡張し、友だち管理をもっと使いやすくする機能が揃っています。ユーザーからチャット開始をしなくても、すべての友だちの情報を収集・管理することができます。
これらの機能を活用することで、友だち一人ひとりを深く理解し、それぞれに最適化されたコミュニケーション戦略を立案・実行することが可能になります。その結果として顧客満足度の向上や売上の増加、マーケティング活動の効率化を実現できます。
LINE公式アカウントの運用や分析でお困りであればぜひ株式会社Micoにお声がけください。